では最後に今まで作ってきたデータを完成させる方法を解説します。
「仕上げ」
1.作成したMIDIデータは、このままだと、ただのデータなのでこれを波形(オーディオファイル)にしてやる必要があります。
まず波形にするMIDIトラックをソロにしてやります。そしてイベントの頭から終わりまでを左右ロケーターで覆います。
ファイルメニュー/書き出し/オーディオミックスダウンと選択していきます。ダイアログが表示されますので環境に合わせて設定していきます。そして書き出しをクリックして完了です。
(ハードシンセの場合はオーディオ録音で解説した方法で録音していく。)
2.次に波形にしたファイルを編集しミックスしていきます。キーボードのF3を押しミキサーを出現させます。パンを左右に動かし各定位を決めていきます。
3.次に左の黒枠一番上にあるにあるインサートエフェクトの表示をクリックします。ここで各チャンネルのスロットをクリックしエフェクターを呼び出してエフェクト処理をしていきます。
4.その他ミックス作業を行っていきマスタリングを行いオーディオミックスダウンをしMP3に書き出し完成です。
以上が大まかなMIDIでの音楽制作方法になります。